研修の講師してきました(曽根崎遊技業組合様にて)
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曽根崎遊技業組合様のお招きにより、昨日コンプライアンスを中心とした研修を実施しました。
営業マン時代から面識のある店長や役員の方が何人もおられ懐かしかったです。
研修の内容としては、ひとつは「コンプライアンスの観点からパチンコ店店長のサクラ問題を考える」と題して、数か月前に発覚した事案を題材に法令遵守の重要性を説明しました。
(以前のブログで一部記載しております→こちら)
ふたつめは「最近気付いた事や質問を受けた事」として、私がホール様を訪問して行政書士の視点から気付いた点や最近質問を受けた事を説明しました。
ふたつめの点について、一部ご紹介します。
「従業者名簿について」
以前質問があった事案ですが、従業者の確認書類である住民票のコピーなどはどのように保管したらよいのかという内容でした。
住民票には個人情報が含まれていますので、アルバイトなどの従業者を多く抱えるホール様は気を遣う部分だと思います。
風適法第36条には、「風俗営業者は営業所ごとに従業者名簿を備え、業務に従事する者の住所、氏名、性別、生年月日、採用年月日、退職年月日、及び従事する業務の内容を記載しなければならない」と規定されております。
また、第36条の2で「接待飲食店営業を営む者や性風俗関連特殊営業を営む者は、住民票などで生年月日などを確認し、3年間保管しなければならない」と規定されております。
つまりは、これらの条文から、パチンコ店に関しても従業者名簿の備付けは必要です。しかしパチンコ店は接待飲食店営業ではありませんし、ましてや性風俗関連特殊営業でもありません。ですので住民票などで確認する必要はありませんし、もちろんそのコピーを保管する義務もありません。所轄の方は勘違いしているかもしれませんが、これが正解です。
ただ、杓子定規にいかないのがこの業界です。それでも所轄の方が、住民票などで確認してそのコピーを保管すべしと言われると対応が必要かもしれません。
今回の研修は風適法を基にしたコンプライアンス研修でしたが、相続や遺言関連のセミナーなどお客様の要望をお聞きしてお受けしますので、ご用命下さい。
最後は宣伝でした(笑)
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